遺品整理でのトラブルを防ぐ方法

親や兄弟が亡くなった場合、必ず遺品整理をしなければなりませんが、この遺品整理で様々なトラブルが発生することも少なくありません。こちらではそんな遺品整理でトラブルに遭わないための方法を、起こりうるトラブルを踏まえて詳しくご紹介致します。

最も起こりやすいトラブルとして、遺品が多すぎて片付けられず、遺族の間で誰がどのようにして片付けるかでトラブルになる場合です。物がない時代に育った方は不要になったものを捨てられずにとっておく傾向があり、一軒家の収納スペース全てにものが詰め込まれていたというケースも少なくありません。また、亡くなった方が賃貸物件に住んでいた場合、不要品の撤去費用やクリーニング代を請求されることもあり、遺品の多さが招くトラブルがとても多いです。

遺品、遺産整理のトラブルを防ぐには、生前に遺品を少しずつ整理しておくことが一番です。親も高齢になればなる程、体の自由が利かなくなり、身の回りのことに手がつけられなくなってしまいます。しかし、ストレートに捨てることを言ってしまうと拒否感を示す高齢者の方もいらっしゃるので、「自分が使う」「友人にあげる」など理由をつけて処分、整理をしてあげましょう。

亡くなった方が賃貸住宅に住んでいたり、自分の家から遠い場所に住んでいたりする場合は遺品整理サービスを行っている業者に依頼するのがおすすめです。いくら遺品が多くても自治体のゴミ回収、処分のルールがあるので、遺品の全てを不要品として捨てることはできませんし、賃貸住宅の場合退去期限があります。また、業者に依頼することで遺品整理についてのアドバイスも聞けることもあるので、万が一トラブルが起こっても冷静に対処することができます。